長年乗り続けて出来たミニ、青空駐車で雨風に直接さらされて来たMINI,可哀そうだとは思いながらもそのままで来た結果はご覧の通り
家族のみんなが愛着がある車なので、このコロナ過の中、全塗装の決断をしていただき入庫しました。
まず、ボディーのチェックで各所の錆び、腐食具合の確認です。
1997年以降の通称エアーバックMINI、このMINIは1999年式、製造から丁度22年経過しています。
ルーフの水切りとゆ、クオーターガラスのゴムのはめ込み淵、ドアー下のステップ部分など各所に錆び腐食が発生しています。
腐食部分は切除し新しい鉄板で溶接整形修理します。
クラッシツクMINIは、もともと製造段階での防腐処理が現在の車の様に亜鉛合板処理などされていないので、湿気などによる錆が鉄板に直接発生する為
錆びやすく、水のたまりやすい部分が数多くあります、その部分は100パーセント錆が発生し放置すると腐食になります。
錆びの段階でメンテナンスをすればまた数年は錆の発生を防げますが、放置すると腐食に至ります。(錆の段階までで直す事を、お勧めします)
一番、塗装のダメージが大きいボンネットパネルは、旧塗膜の剥離作業をします。
付属パーツのオーバーフエンダーの割れ等もFRP修正
各、下地工程が終わり、塗装ブース内でいよいよとそうに入ります。
今回は色変えのオールペイントではなく同色のオールペイントですが、ドアー内部、ボンネットの裏までペイントします。
クラッシック MINIに関しては100台以上のオールペイント実績を持つベテランペインターが、美しく仕上げます。
ツートン色のルーフはオールドイングリッシュホワイト系をボディー腰下が完全に乾燥した翌日の塗装になります。
全塗装後、ボディーの磨きを念入りにかけて仕上げていますのでご覧の様な仕上がりになります。
近年の塗料は塗料自体に艶があるので光って見える為、あまり磨き込む仕上げをしなくなりましたが
昔の塗料はラッカー系、アクリル系と磨きをかけて肌を整え艶を出して仕上げるのが一般的でした、
この磨きの良し悪しで仕上がりが左右されていました。
当店では時間をかけ鏡面仕上げにする事でより落ち着いた高級感な塗膜に仕上げています。
尼崎・マルシン自動車・鈑金・塗装・小さなキズ修理からオールペイント・レストア・なんでもご相談ください。