クラッシックMINI オールペイント編

クラッシックMINI オールペイント編

前回のエンジン廻りに続きボディー関係の作業紹介です。

元色はイエロー系で、それから一度、白にオールペイントされた歴が有り、今回は紺系の艶消し

さしずめクラッシックMINIのアイルランドブルーのマッドです。

過去の塗装状態もあまり良くない状態ですし、各所腐食や錆で穴が開いている所が多くあります。

トランク内などもMINIによくある錆て腐食も進行状態です。

錆びの処理及び腐食処理

室内足元の床が腐食で大きく穴開き状態です。穴を切り継ぎ溶接、細部な作業写真はかなり多くなるので各処理ごとの区切りの写真をアップしています。

錆び処理、シーリングで処理で下処理は完了

室内の床はマットで隠れますが色変え塗装なのですべて塗り替えます。

トランク内もトランクを開けた時に違う色だとがっかり、違和感が有りますので全て塗っていきます。

塗装の下準備が整いました。

マルシンのベテランのペイント職人がマッドに仕上げました。  マッドカラーとは艶消しの色をマッドと言いますが(通常塗装の最終仕上げは塗装の塗膜を研磨用のバフで最低3種類以上のコンパンド(研磨剤)で磨きを掛け艶を出し塗装の肌を整えるのが自動車補修の塗装工程ですが)マッドカラーの場合、薬品であえて艶を消しているので、磨きなど掛けられません、よってゴミなどの不純物が塗装の際に付着しても後から磨き込む事も出来ませんので、大変神経の使う一発勝負の塗装なのです。

今回のマッドは60%の艶消しで光の当たり方で若干反射してる部分が有ります。

内装関係のbefore→after

当店の得意分野であるクラッシックMINIの内装関係もMKⅢ感を強調する様にまとめ上げました。

ウォールプレスミラー・ドアー付け  コブラタイプパンチング入りのバケットシート  往年にあこがれた、復活版のマーシャル H4ライト

MK3フロントグリル・センター部分は結晶塗装の黒色

ライセンスランプがシングルで上からの1個だけのトランクパネルはオーストラリア使用の珍品トランク

オーバーフエンダーはオーナー様の依頼、好みでビス穴のないパテ埋め仕上げにカスタムしています。

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